新潟県西頚城郡青海町
黒姫山 (標高1,222m)
大沢の山道楽
春の黒姫山に遊ぶ
2002/04/05
栄町在住  笠本 一彦
上杉謙信のふるさと上越市(じょうえつし)から国道8号線を西に車を走らせ、能生町(のうまち)を過ぎると海岸線から大きくせり上がった 山容が目に入ってくる。
標高1,222m、一等三角点の黒姫山(くろひめやま)である。
我が大沢地区はこの麓に位置する。
全山 石灰岩の宿命か、前と後ろから我々の生活のため、その身が削られているのは少々心が痛む。
今から少し前、まだ車が一部の人の乗り物だったころ、この地に住む若者はいろいろな思いをこの山にぶつけていた。
山に初冠雪がくる頃は、初陣を多くの若者が争ったものである。
また、気が向けば夕方から 山に入り、夜は適当に山路に寝ころび日の出を頂上で迎え、カモシカの如く山を駆け下り、そのまま会社へ出勤する馬鹿者?もいた。
厳冬期の積雪が8mにもなる中腹に、テントを担ぎ上げ正月を1人で過ごした強者もいた。
今は昔ほどのにぎわいはないが、毎年中学生の集団登山が行われる。
夏休み前の梅雨どきに 計画されるため、奮戦の跡が十分に分かる泥まみれの、微笑ましい姿を見ること出来る。
海岸線から一気に標高1,000メートルを超える登りは以外ときつい。
そんな黒姫山も雪がしまる4月には、我々に素晴らしいフィールドを提供してくれる。
体調が悪くなければ全員が楽しく頂上を踏める。
頂上に立てば、山波が幾重にも重なり白馬に繋がっている景色を満喫出来るのである。
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